「天下の愚策だ」子ども手当反対5市長

自民党谷垣禎一総裁は、子ども手当の地方負担に反対する松崎秀樹・千葉県浦安市長や山中光茂三重県松阪市長ら5市長と会談しました。
 松崎氏らは「子ども手当は国が提案した政策であるにもかかわらず、財源が見つからないから国の一方的決定で地方負担を求めるのはあまりに理不尽」(浦安市)とする意見書などを谷垣氏に手渡した。当然の意見です。
 山中氏は「(子ども手当関連法案が成立しなければ)混乱するという意見があるが、将来のビジョンなき子ども手当は天下の愚策だと言っています。民主党の脅しに乗らずに、野党の立場として毅然(きぜん)とした対応をいただきたい」と要望しました。谷垣氏は「そんな脅しに乗るようだと何もできなくなる。よく研究して気合を入れてやらせてもらう」と応じたそうです。地方に負担させるのは、おかしいと思います。